キャッシングに大車輪っていうスゴ技があるって本当ですか?
キャッシングの返済方法に「大車輪」っていう裏技なのかスゴ技なのかわからないけど凄い名前のものをネットで見たんですけど、なんかピンと来なかったんです。大車輪をすることで、何がどう良くなるのか教えて下さい。あと、良いことだけで欠点はないのかも知りたいので、それも教えて下さい。
無利息期間のあるカードローンを計画的に使い回す方法です
キャッシングでの大車輪は、複数のカードローンを使って、返済利息を少しでも減らそうという節約術のようなものです。最低でも2つのカードローンを利用する必要があります。(こちらもご参考にどうぞ→キャッシングに関するお得な情報を教えて!)
方法は至ってシンプルです。まず、新生銀行グループの消費者金融会社、ノーローンで希望する金額をキャッシングします。ノーローンは最初の借り入れから一週間は無利息、つまり利息0円で利用することができるので、1社目にノーローンで借りることが大前提になります。
次に、初回のみ30日間無利息キャンペーンなどを展開しているカードローンに申込みをし、ノーローンからの借り入れを全額返済します。ノーローンの無利息期間は一週間なので、7日後ぴったりを狙って2社目と契約し、全額返済をしてしまいます。これでノーローンからの借り入れはなくなり、残債は2社目の無利息期間中のものだけになります。ポイントは、1社目よりも少ない額を借りて、自分の収入からも返済をすることです。そうしないと元本が減りません(笑)。
2社目の30日無利息期間が終わる日に、またノーローンから借り入れをし、2社目に全額返済をします。これで2社目も利息0円で完済することができます。当然、ノーローンからの借り入れに自分の収入をプラスさせて返済しないと、元本が減らないので、少しでも多く収入からの返済ができるように頑張りましょう。
ノーローンの大きな特徴は、完済した翌月の借り入れも一週間無利息になるという点です。つまり、完済さえしていれば、何度でも無利息期間のサービスが受けられるわけです。そして、7日後に別の無利息キャンペーンをやっているキャッシング会社から借り入れをして、ノーローンに2度目の完済をする。3社目の無利息期間が終わる日に、またノーローンで借りて、完済をする…。これを繰り返すことで、利息0円で最初に借りた元本の返済が終了するという流れです。
メリットは言うまでもなく、利息を抑えることが出来ること。ご紹介したように上手く無利息キャンペーンを渡り歩くことが出来れば、利息0円でのキャッシングも夢ではありません。しかし、毎月借り換えをしなければいけないため、大車輪の途中で行き詰る可能性も出てきます。2社、3社と利用していくわけですから、新たな借り入れの審査はその分だけ難しくなっていきます。総量規制の問題もあるので、無利息を利用できないキャッシング会社との契約はドンドン解約していく必要もあります。
少額融資で上手く波に乗れれば、大変お得な大技になりますが、借入額が多かったり、次々に借り入れをすることが出来なくなったりすると、途中で大車輪終了になることは理解しておかねばいけないですね。そのため、ノーローンと低金利のカードローンの2社だけで、「利息を0円にするのではなく、少しでもなくする」方法でお得に利用する、大車輪の応用も考えることが必要になると言えます。
【参考ページはこちら】
借りやすいキャッシングって具体的にはどんなサービス?
大車輪で無利息キャッシングをすることが本当に良いのか?
必要なときに必要なだけお金を借りるキャッシングは、友人や親せきの冠婚葬祭や生活家電が故障して買い替えを余儀なくされるなど、生活に支障を与えずに、無理のない借り入れを可能として生活を充実させるものです。
考えてみれば日本が成長した背景にフィナンシャルは切っても切れないもので、国民の生活を豊かにするものとして国民所得を上げ、またクレジット機能を充実させることにより成長産業をどんどんと伸ばしてきました。国民は収入が上がることにより、生活で必要な家電やマイホームにマイカーといった大きな費用を要するものの購入のためにローンを利用しました。長期のローンであっても、しっかりとした定期収入があれば、一定の水準を保ち生活することが約束されます。
銀行貸し付けのローンとは異なり、近年になってキャッシングという概念が登場すると、今すぐに必要なだけ借り入れが可能となり審査もスピーディーで済むようになりました。(こちらもご参考に→キャッシングとカーローン、どっちの審査が簡単?)
キャッシングで問題となるのは金利で、実質14%から18%で貸し出しをするところが多いでしょう。一時期、消費者金融の利用のしかたで大車輪と呼ばれる方法があり、この方法を利用して無利息でお金を借りる方法が行なわれていました。これは消費者金融の無利息期間を巧妙に利用することで、自転車操業を行なうことで大きな車輪となってしまうたとえです。
初回1ヵ月無利息と謳ったA社に50万円借り入れ、返済を同じ条件の企業B社から買い入れて行い、これを数社繰り返すことで返済を行ないいます。ただ、この時に重要となるのは返済ごとに必ず、元金が減るように自己資金を含むということです。5万円ずつ自己資金を含み、無利息期間を設けた企業に新規で10社借り入れをすれば、10回目の返済では無金利で借り入れたことになります。
この方法が悪くはありませんが、貸出をする側は他社の借り入れ状況を共有するため、相手には大抵見当が付いています。お金を借りることに抵抗感がなくなると多重債務となるため十分な注意が必要です。
(⇒多重債務でブラックでもキャッシングは利用できるの?)