キャッシングの利用有りにおける車ローン審査の状況と対策とは?
私は4年前まで消費者金融のキャッシングを利用していたのですが今は利用がなく信用事故も起こしていません。そのような状況にも関わらず先日、車ローンの審査で落とされ、車を購入できず困っています。過去にキャッシングを利用していただけでも車ローンの審査に影響があるのでしょうか。あるとしたら何か対策はあるのでしょうか。
車ローンによってはキャッシングの利用が影響することもあります
車ローンには販売店のディーラーローン、銀行などの金融系ローン、農協ローンなどが代表的ですが、これらの中にはキャッシングローンの利用者に対して審査を厳しくしている事業者があるという情報がネット上で見られます。実際のところは正確な判断はできませんが、各ローンの審査の状況を確認するとともにキャッシングの影響を極力出ない方法を模索する必要があります。(こちらもご参考に→マイカーローンを組んでいるとキャッシングの審査に影響する?)
車ローンの審査は一般的に優しくないと耳にすることが多いです。特に銀行は、融資する額が比較的大きな金額になるためか、保証会社の審査が厳しいためか、銀行の担保主義・保証人主義の性格がでるためか、どうかは不明ですが、厳しいといわれることが少なくありません。もちろん銀行によってその審査の難度は異なるはずなので、銀行だからと一括りで厳しいと断定するのは早計かもしれません。
キャッシングローンの利用がどの程度車ローンの審査に影響するかはそのローンの審査基準次第ということになりますが、銀行系やJA農協などでは比較的影響が大きいという情報が流れています。例えば、ローンの利用者は高い金利でも借入れしないといけないぐらい資金の調達に困っている人なので金融リスクが高くて融資できない、年収に対するローンの借入割合が30%を超えれば融資できない、といった情報です。
実際にどれほど影響しているかはわかりませんが、もし銀行や農協で車ローンを検討するのであれば、早めに相談して確認しておくべきです。年収に対する借入割合がわずかであっても利用しているということだけ、或いは過去に利用していたということだけで審査に落ちるようなことがあれば、申し込む手間がもったいないです。早めに確認して、影響がありそうならそのローンを早々に諦めるのがよいでしょう。
ディーラーローンの場合は銀行系よりは審査が緩いとみられていますが、やはりそのローン次第ということになります。特にディーラーローンは信販会社が保証を引き受けている場合が多いので、その信販会社によって審査の難度が変わるはずです。ディーラーローンを利用する場合でも早めにディーラーの担当者に相談して、審査のことを確認しておくべきでしょう。
担当者としては車を販売したいので、そうしたローンの相談にも積極的に対応してくれる傾向があります。そのため彼らからローンの情報をできるだけ多く提供してもらうようにしましょう。キャッシングローンの利用があるとだめなのか、どれくらいまでの利用ならOKなのか、キャッシングの利用を止めてからどれくらいの期間が必要なのか、といった情報を聞き出せれば、対策も打ちやすくなるはずです。
もちろん、欲しい情報がすべて答えてもらえることはないでしょうが、少なくともヒントになることはあるはずです。そうした点を参考にして、車ローンに申し込む時期を延期したり、キャッシングローンの借入残高を減らしたりすることが必要です。あなたの場合は既にキャッシングローンの利用がないので、クレジットカードなどの支払いで滞納などを起こさないで信用力の維持向上に努めることが重要になるのではいでしょうか。
【参考ページはこちら】
車のローンとキャッシングローン、審査が速いのはどっち?
キャッシングで車を購入するときには有り車ローン審査
キャッシングは、利用したいときに直ぐに現金を借りることが出来る便利なものです。使い道は決まっていなくて、新車などを購入するときにも使用出来ます。ただ、必ず有り車ローン審査になります。
審査では、必ず調査されるのが信用情報です。これは、現在や過去のローンの記録のことで、クレジットカードやキャッシング、住宅ローンなどの利用履歴などが確認されます。この情報は、個人信用情報機関に記録されていますが、申し込んだときに、返済延滞や任意整理、債務整理、また携帯代の滞納などで強制解約された事故記録があると、まず審査が通りません。記録は、約5年から10年は残るのでその間は、新たなローンは組めません。もし、気になる場合は申し込む前に、個人信用情報機関に問い合わせして確認しておきましょう。
そして、年齢も審査基準の一つで一般的には、30歳から50歳までが有利だといわれています。20代前半では、新入社員などで収入が安定してないと判断されてしまい、また60代以上では退職前なので返済能力面で不安があると判断されやすいです。また、ローン会社によって年収の基準は違ってきますが、一般的に年収×35%が、年間返済額の上限額とされていて、これを超えている場合は、審査に落ちやすくなります。例えば、年収500万円だと年間返済額が175万円までのローンだと審査に通る可能性が高いです。ただ、保証人や担保をつけると更に高い限度額になることもあります。
他には、勤め先や勤続年数なども審査の対象です。一般的には、3年以上の勤続年数があると有利だといわれています。また、職業も大企業や弁護士、医者や公務員などは有利とされていて、中小企業や個人事業主、フリーター派遣社員やアルバイト、パートなどは不利とされています。これも、例えパートや派遣社員だとしても勤続年数や、保証人や担保などで状況は変わってきますので、必ずしも審査が通らないわけではありません。