一番いいキャッシングとはどういう内容なのか、条件なのか?
私は初めてローン会社のキャッシングを利用しようかと思っているのですが、会社が多くあり何を基準に選んだらよいかわかりません。一番いいキャッシング会社を選びたいのですが、どのような内容や条件をもつキャッシング会社を考えればよいのでしょうか。
金利、融資額、融資スピード、信頼性などで自分なりに決めます
一番いいキャッシング会社を選ぶためにはその貸出条件やサービスを比較してその内容を十分に把握する必要があります。具体的には、貸出金利、融資限度額、申込手続の簡単さや速さ、審査の早さや難度、キャッシングできるまでの早さ、キャッシングや返済の利用上の環境、事業者の信頼性や人気度などを比較して、自分にとっての優先度の高い要素などからベストの事業者を選定することが重要です。
ベストなキャッシングローンの要件としてはまず貸出金利が挙げられるでしょう。借りる額と返済する期間にもよりますが、金利の違いで負担する利息の額が大きく異なってきます。大手の消費者金融や都市銀行などでは4%台から18%までの設定が主流となっていますが、信販系やネットバンク系のローンでは3%台を提示するところもあります。
ただし、3%や4%という低金利は500万円以上の高額融資を対象とすることも多いので見かけの低さで判断するのは危険です。100万円未満の融資では17~18%を提示する事業者が多いですが、大手の都市銀行などでは14%台かそれ以下で提示するところもあり、低額での借入れを考えている場合にはそうした数値が参考になるでしょう。
次に重要な要素としては融資限度額です。いくら金利が低くとも自分が必要とする金額が借りられなければ意味がありません。大手の消費者金融や都市銀行などの融資限度額は500万円から800万円くらいで、ネットバンク系では1000万円を提示しているところもあります。地方の金融機関ではお手頃の300万円程度の設定が多くなっています。
また、申込手続、審査の早さや実際にキャッシングできるまでの速さも重要になるでしょう。いくら良い条件で融資してくれても自分が必要とするタイミングで借入れできなければやはり利用する価値がなくなります。最近ではWEBを利用した手続きや審査を行われ、来店せずに申込者の好きな時に手続きを進められるようになっています。また、審査も短時間で終了でき、手続きから審査結果がでるまで30分という短時間で済むことも多いです。
その結果、審査の内容次第では申し込んだその日に借入れすることができる事業者も少なくありません。逆に手続き、審査や借入れの利用に時間がかかり過ぎる事業者はサービス面で劣るということになるのでこうした点の確認も必要です。
さらに、審査の難度も重要です。さまざまな要素で満足できたとしてもローンの契約の際に受ける審査で落ちてしまえば今までの検討も何の役にも立ちません。そのため審査を受ける前の合否の予測が重要となりますが、「お借入診断」などの簡易審査が大手のサイトに用意されており利用すれば役に立ちます。数個の情報が入力されれば、ある程度の利用の可否が判断できるシステムなので、ローンの選択にも利用できるでしょう。
以上のような要素を比較して要素ごとにローンの優先順位を決めていきます。そして、最も自分にとって必要かつ有利となる要素の点から候補となるローンを絞り出し、最終的に2~3社を選定するのがよいでしょう。そうすれば、自分の借入れニーズに合致した最も有利なキャッシングローンを選ぶことができるのではないでしょうか。
【参考ページはこちら】
キャッシングでトラブルを起こすとどうなるの?
だれもではなく、あなたにとって一番いいキャッシングを
誰かにとって一番いいキャッシングというのは皆無ではありません。しかし、全ての人にとって一番良いキャッシングとなると話は別です。人によって借り入れをする目的や金額は異なりますし、収入や家庭環境も異なるからです。一人の人間にとってよいキャッシングだったからといって、ほかの全ての人に当てはまるとは限りません。そして、多くの人にとって良かったものであっても、あなたに最適なプランであるとは限りません。キャッシングを申込む際は、優良かどうかより、自分に適しているのかどうかを基準に探してください。
自分にとって一番いいキャッシングを探す目安としては、まず自分の目的がはっきりしているのかどうかが重要になります。何の為のキャッシングなのか決まっているのであれば、その目的に使える金融機関を探すことが前提になります。例えば教育ローンとして使いたい、高い買い物や旅行の費用に充てたいなどの理由ですね。キャッシングによっては用途が決まっているところもあるので、該当しなかった場合はまず問合せを行ってみましょう。無理であれば別の金融機関を選びなおすしかありませんが、相談で可能にしてくれる場合もありますので、ほかの条件が気に入っているのであれば相談してみてください。
今は特に目的がなく、何かあった時のためにとりあえず申し込んでおきたいという場合は借入限度額や利率で決めると良いでしょう。利率が低ければ返済時のコストは抑えることができますし、限度額が多ければいざという時に安心です。また、消費者金融よりは銀行系のキャッシングの方が安心できます。金融機関の倒産といった可能性が低く、借り入れができないということもないからです。反面、銀行系のローンは審査が比較的厳しい傾向にあるので、審査の内容によって申込む期間を選ぶというのもひとつの手段ですね。
キャッシングはATMがあれば時間と場所を問いませんが、提携しているATMでないと手数料が高かったり利用ができないこともあるので、ATMの場所の確認も忘れないようにしましょう。
(⇒キャッシングで注意しておきたいポイントをチェック!)