少ない収入で審査が通ったとしてキャッシングするとどうなる?
私は本来であればどこかに就職したいのですが30歳の現在も長期アルバイトをしています。収入的には安定しているのですが、何しろ額が少なくて一人で食べていくのがやっとで、将来の見通しが全くありません。しかもこのところアルバイト先では経費節減が叫ばれており、さすがに馘にはならないと思いますが、時給が減らされる可能性さえ出てきています。そうなった場合もはや借入して生活するしか方法は無いように思っています。
しかし借入しても翌月には返済が始まるためその点については展望が出来ません。私は現在2件或は3件のキャッシングローンを契約して借りたり返したりしていけば何とか乗り切れるのではないかと安易に考えています。このままでは良く考えもせずに借入してしまいそうで自分でも怖くなっています。そこで私のような少ない収入の中でキャッシングを利用したと言う場合、どうなるのか教えて下さい。もう進退窮まっていますよろしくお願いします。
遠からず自己破産の道を歩むことになります注意してください
まずあなたの場合審査に通るかどうかの問題が有りますが、通ったと言う前提で話を進めましょう。収入が有ると言うことですから、お金の無くなるのは給料日前と言うことになります。その後給料が出て返済日での返済はできるでしょう。もし借入額が返済額を上回っていた場合には、一回の借入で翌々月以降も返済が続きます。さて翌月も同じようにお金が足りなければまた借入をしなければなりません。こうして借入残高が徐々に大きくなっていくことが予想できます。
キャッシングローンには利用限度額と言うものが有ります。あなたの場合には収入が少ないため10万円以下でしょう。そうすると徐々に増えていく借入残高がすぐに利用限度額に達してそれ以降は借入は返済した額までとなり思うようにはできません。これで生活は破綻です。もし返済もできなくなってしまうと、債務整理をしなければならなくなり、最悪の場合自己破産するしかありません。さてあなたが言うように2件或は3件のキャッシングローンを使い回したらどうなるでしょう。
3件あれば借入枠は多少増えますが、そもそも収入が少ないので合計してもそれほど大きくはなりません。少し時間が先延ばしされるだけでやはりすぐに上限額に達します。しかも返済は3件になりますからその額も大きくなってしまいます。したがってあなたの言うようにうまく乗り切ることなどかえって難しくなってしまうでしょう。ですからあなたの場合キャッシングローンの借入は自分の首を絞めることを決して忘れてはいけないのです。
ではどうしたら良いのでしょうか。まず生活の基本は自分の収入の範囲で生活すると言うことです。あなたもまずは自分の収支をはっきりさせて無駄を洗い出すことから始めてみましょう。もうこれ以上切るところは無いと言う事であれば、もはや生活していくのは無理と言うことです。一旦は生活保護を利用するしかないでしょう。その間に新たに勤め先を探して就職することを勧めます。何もする気のない外国人などに使われるよりもあなたの様に働きたいと言う人が使うべきです。
【参考ページはこちら】
どこが一番いい?キャッシング・カードローンを選ぶポイント
社会的信用度はキャッシングするとどうなる?
キャッシングは返済計画をしっかり立てて、無理なく返済する事が出来る人にとっては非常に便利なシステムです。利用するには一定基準の年収と収入の安定性が求められます。これらが備わっていれば返済する事はそれほど難しくありません。キャッシングするとどうなる?と考える人がいますが、自分のステータスに大きな影響が出る事はありません。
(⇒キャッシングで破滅するなんてことあるの?)
キャッシングをする事で自分のステータスに加えられる事としては、借入額の項目に数字が入る事になるということです。つまり、借金を重ねようとした際の審査で借入額を見られるので、その際に既に借金をしている事がわかればその審査に通る可能性が大きく下がります。安定性も大事ですが、他社から既にどれだけ借入をしているのかという事も非常に大事な項目です。
この金額が大きい場合には法律に触れる可能性もあります。年収の3分の1以上の借入は不可能であるので、審査の時点でそれに近い金額であれば尚のこと審査に通りにくくなります。また、キャッシングをしたという履歴は残ります。しかし、これは状況によってはマイナスな要素よりもプラスの要素を含んでいると言えます。借金を完済した状態で数年後にまた借金をする為に、他社に審査を依頼した場合には、過去に借金をしていてしっかり完済しているというのはプラスイメージです。
これは借金に対して計画的に返済する意識と常識がある人物であるという判断をされる為です。その為にも借金をしても必ず滞納をせずに、完済をする必要があります。借金を繰り返す場合においても一度でも滞納をしてはいけません。一度でも滞納の経験がある時点で、いくら経済力があったとしても審査に通さない金融機関はかなり多く存在しています。
ローンを組めない等の不便を強いられないようにする為にも、借金は1日でも滞納してはいけません。他の支払い等とは違い、滞納の時点で自宅に電話がかかってくるのがほとんどであり、信用を無くしやすい要素を含んでいます。(こちらもご参考にどうぞ→キャッシングの延滞によってその後の人生はどう変わる?)