キャッシングの審査は勤務先しだいなのか？

勤めている会社によってキャッシングの審査に差がでるのか？

キャッシングの申し込みをしようと思い、ネットで申し込みページまで行ったんですが、かなり詳しく現在の仕事について記入しなければなりません。これは、会社によって審査に差が出るということでしょうか？　零細企業なのでキャッシングはムリでしょうか？

会社や職業だけで判断することはありませんので正直に記入して

ご安心ください。キャッシングの審査はただ会社の規模であるとか職業だけで判断されません。もう少し複雑なものだとお考えください。年齢、安定した収入、他社からの借入の件数などが大きなポイントになります。このうちの安定した収入を裏づけるものとして、会社や職業について詳しく書き込むのです。零細企業でも安定性のある企業はありますし、大企業に勤めている人でも他社借入が多すぎれば新規のローンは組めません。

キャッシングの申し込みはネットで手軽にできます。審査結果も最短で30分とか60分と短縮されています。遅くともその日には結果がわかるところが大半です。とはいえはじめての人は申し込みの記入段階でとまどってしまうこともあるでしょう。

申し込みには、銀行系、消費者金融などどのキャッシングでも、一定の要件があり、それをすべて記入しないといけません。ご自身の名前や年齢などは当然ですが、自宅についても住所、電話番号だけではありません。住居の形態（持ち家、賃貸、同居など）、そして入居年数、家族構成なども必要になりますし、住宅ローンを組んでいる場合はその情報も求められることが多いでしょう。

職業欄も、勤めている会社の社名、住所、電話場号だけではありません。社員数、業種、入社年、勤務形態（正社員か契約社員かなど）、職種（事務、営業、技術など）、収入形態（固定給、歩合給など）、月収、年収、社会保険の種類なども記入することになります。

そのため、たとえば職業については「会社規模で審査に影響が出そうだな」と思ったり、住所では「持ち家の方が有利なのかな」と思ったりする人も多いと思います。

もちろん、不必要な項目まで記入させるわけではありませんから、どれもが審査にも影響する項目だと思っていいでしょう。とはいえ、これは全体の審査の中の一部に過ぎません。みなさんがすでに信用情報によって他社からかなりの借入をしていることがわかったり、過去に借入について問題が生じていたことがわかれば、大企業に勤めていても、年収がある程度のものだとしても、審査では不利に判断されます。

反対に、零細企業でもしっかり何十年と経営しているところは多く、従業員が少ないからといって安定していないとは言えません。ほかに問題がなければ、審査は通ります。「細かいことまで聞くなあ」と思われるかもしれませんが、「誰だかよく知らない人に貸す」なんてことはわたしたちの個人のレベルでもないわけです。お金を借りる以上、誠意をもって情報を開示する義務があります。

また会社規模が小さい、年収が少ない場合でも、最初に設定する限度額が低くなる可能性はありますが、利用しながら信用を積み上げていくことで、限度額を増やすことも不可能ではないのです。

【参考ページはこちら】
派遣やアルバイトでもキャッシングできるの？