自己破産後キャッシングする事はできるかどうか知りたいです!
投資に失敗して先月自己破産しました。38歳の独身男性です。これまで勤めていた会社では勤務を続ける事が出来てまだ働いています。破産したら信用情報に履歴が載るのでカードローンが組めないという事は聞きました。でも中小規模のカードローン会社の中には自己破産後もキャッシングする事の出来る会社がると聞きましたが、本当にできるかどうか知りたいです!
大手の金融機関ではありませんが情報はあります
任意整理や自己破産などの債務整理をした場合は通常7年から10年くらいは個人信用情報として履歴が残ると言われています。その為、カードローンを申し込んでも信用調査会社の審査に合格する事が出来ません。でも中小規模の消費者金融会社の中には、自己破産後でもその現状で審査をして合格すれば融資をしてくれる会社があります。ここで、一点重要な注意事項があります。基本的に債務整理後のカードローンは利用出来ないというのが常識です。
ただし自己破産後に法定利息(利息制限法)の範囲内で審査を受ける事の出来る会社が有るという事を、まず知っておいてください。なぜこのことを強調するのかと言いますと、普通は利用出来ませんので金利や返済方法などを十分確認してほしいからです。そうでないと、信頼性のおけない会社もありますので、まず法定利息内で営業している事、事業認可されている事などを含めて、サービス内容をよく確認してからご利用を判断してください。
申し込みの為の条件は大手のカードローンと同じで、安定した収入があって一定の勤続勤務期間が必要です。また本人確認書類として、運転免許証・健康保険証などが必要になります。(細部は、申し込む会社のサービス内容を確認してください。)また収入を証明するための書類については、会社毎に違いますから、申し込もうとする会社が決まった時点で、必要書類の種類を確認するようにして下さい。なお融資金額は10万円~50万円くらいでしょう。なお申し込みの際に、他社からの借り入れがあれば、まず間違いなく審査はアウトになりますので気をつけて下さい。
なおインターネットで会社をしてホームページからカードローンの申し込みをする事も出来ます。検索する場合は、債務整理後の借り入れ、自己破産後の借り入れなどのキーワードでお探しください。なおカードローンの情報としては、あまり情報が多くないと思いますので、会社情報、登録情報、金利、返済方法などを、今一度よく確認してください。そして、念を押すようですが、くれぐれも法定金利内(20%以内の金利)である事を確認して下さい。
【参考ページはこちら】
破産後にキャッシングするのはやっぱり無理?
自己破産になった場合、破産後キャッシングできるか?
自己破産になると、どこからも借りられなくなりますが、借金は返し続けなければなりません。返済をしなくて良くなるのは裁判所から免責決定の通知が出てからです。しかし免責になっても債務は無くなりません。しかし債権者側は免責決定で回収不能だから、債権を放棄するか時効で消滅するかのどちらかです。
そして自己破産になれば金融事故として信用情報機関に記録が残されますから、破産後はその記録が有る限り、どこからも借りることは出来ません。しかしその記録が消えれば自己破産者でも借りることが出来るようになります。(こちらもご参考にどうぞ→ブラックでもキャッシング出来る確率はどのくらい?)
記録が消える場合は、債権者が債権を放棄した場合は放棄した日から貸金業者系の信用情報機関なら5年間、銀行系なら10年後に記録が消えます。時効の場合は免責から5年後に債務が消滅時効を迎えますから、時効で債務が消滅してから貸金業者系の信用情報機関は5年、銀行系の信用情報機関は10年で記録が消えます。
だから貸金業者から借りた場合は免責から長くて10年、銀行から借りた場合は長くて15年は借りられないということです。それで金融事故情報は両者でシステムを共通化していまして、お互いの金融事故情報が見られるようになっていて、銀行だけで自己破産になったから消費者金融なら借りられるということは無いです。
自己破産者は返済をしていない分他の金融事故より記録が残る期間が長くなり、その分借入が出来ない厳しさが有ります。しかし自己破産者だから貸してはいけないという法律は無いので、貸金業者の中には、自己破産者でも融資をしてくれるところが有ります。ただ融資金額も返済も自己破産者だということで条件は厳しいです。
自己破産になった場合、破産後キャッシングできるかといえば出来ますが、信用情報機関に自己破産の情報が残っている間はキャッシングの為に借りることが出来ません。だからその記録が消えた後なら、カードローンを契約してキャッシングすることが可能になります。