キャッシングの審査に通らない理由にはどの様なものが有りますか
35歳のサラリーマンです。最近会社の同僚がお金を貸してくれと言ってきたのですが、家計が苦しくとても貸せるだけのお金は無いと言って断わりました。しかしかなり困っていたようで、その後即日融資と言うキャッシングローンを何件も当っていましたが、どこも審査で断わられたようで、結局名前も聞いたことが無いような消費者金融から借りられたと言っていました。同僚によれば審査に落とされる理由には思い当たらないと言っていました。
理由に思い当たらないのに落とされたと言うことは、例えば私も同じような仕事と生活をしているわけですから、やはり審査に落とされる可能性があるのではないかと思い、どうも落とされた理由が気になっています。そこでお聞きしたいのは、キャッシングローンを申込んだとして審査に落とされる理由にはどのようなものが有るのかと言うことです。考えられる理由によっては将来に備えて改善して行こうと思いますのでよろしくお願いいたします。
最も困った状態はブラックになっている場合ではないでしょうか
あなたの同僚の人の場合、最も考えられるのが知らないうちにブラックになっていたと言うことです。ブラックと言うのは信用情報に金融機関には歓迎できない情報が書き込まれている状態の事で、銀行や消費者金融の多くはこういう状態の場合、審査を通すことはありません。ではどの様な情報が有るとブラックなのかと言うと、まずかつて自己破産などの債務整理をしたことが有る、各種ローンの返済が滞ったことが有る、公共料金など各種支払いが滞ったことが有る、と言うような情報を言います。
こういう情報が有った場合にはブラックと判断されて審査は通りません。またこの信用情報の他にも収入などによっては返済能力の点で返済は無理と判断されれば審査は通りませんし、消費者金融の場合には年収の3分の1までと言う法的な借入上限が有り他からの借入が有る場合でこの上限を超えそうなときには審査には通りません。また借入業者が3件を超えるようなときにはそれを嫌う金融機関の場合審査が通ることは有りません。
さらに審査中に行われる在籍確認が取れ無ければ本人確認が完了せず審査は通りません。この他にも各金融機関独自の視点で審査を行っているため、自分では何が悪いのかわからないが審査に落とされてしまったと言うような例も有ります。同じような生活環境にあっても結果に違いが出てくることはよくあることですので、あなたの場合も同僚さんが駄目だったから自分も駄目ではないかなどと申込むかもわからないうちから悩む必要はありません。
日頃から注意すべきことは特に何らかのローンを返済中と言う事でない場合、やはり各種支払いが滞らないようにすることです。特に最近では携帯電話の料金の支払いに窮してしまう人が多くなってきており、学生時代に支払いが滞っていて社会人になってキャッシングローンを利用しようとして実は自分がブラックだったと言うことに気づいたと言う例もあります。したがってこのようなことが無いように月々の多くの支払いがしっかり行われているか毎月確認するようにしましょう。
【参考ページはこちら】
ブラックなのにキャッシングできたって話は本当?
キャッシングで審査に通らない理由は多くない
キャッシングで審査に通らない理由はそれほど多くありません。そもそも、キャッシングの審査は他の融資の審査と比べて易化されており、お金を借りるために必要な条件がほとんどないのです。本来ならば必要になる書類の審査もほとんどありませんし、少額融資という性質上、消費者から担保や保証人を用意する必要がないものもあります。そのため、審査に通らない理由を探すのは意外と簡単なのです。
では、具体的にどのような理由が考えられるのでしょうか。最も大きな理由の一つとして、既に他の金融業者から多額のお金を借りていることです。実は、少額融資のサービスでは大型の融資のサービスと異なって融資の上限に枠が存在するのです。この枠は法律によって決められていますので、この範囲を超えるお金を他の金融業者から借りていた場合にはお金を借りることが出来なくなります。
(⇒多重債務のブラックでもキャッシングってできるの?)
これに関しては、消費者金融を騙そうとしてウソの情報を申告しても意味がありません。そのようなウソはすぐに相手にバレてしまうからです。そもそも、金融業者は消費者の債務の情報を知ることが出来る権利を持っています。消費者は信用情報という債務の情報を各々持っているのですが、この情報に対してアクセスする権限が金融業者にありますので、ごまかしは絶対に通用しないのです。
信用情報の厄介なところは、債務の情報が単純に書かれているだけではなく、他の金融業者に対して融資の相談をしたのかどうかも記載されていることなのです。そのときは全くお金を借りる気持ちではなかったとしても、信用情報には融資の相談をしたという事実が記載されてしまうことになりますので、無意味な相談は控えることが賢明だと言えるのです。
このように、キャッシングで審査に通らない大きな理由の一つに信用情報があるということを忘れてはいけません。信用情報の審査はどこのキャッシング会社でも行われていますので、最も準備をしなくてはいけない審査の基準の一つなのです。