キャッシングが借りられない人のためにお金を借りる方法を教えて
私は30歳になる会社員です。いい加減な性格で20代前半はフリーターで好き放題をやっていました。20代後半になってこれではいけないと思い仕事を探してやっと2年前に就職することが出来ました。その間はアルバイトを続けていたのですが、かなり極貧生活をしたこともあり、公共料金などいろいろと支払いが出来ず四苦八苦したこともあります。現在からみると信じられないような荒れた生活をしていたのです。ところがこれが今になって災いになっているのです。
やっと安定した収入が出来てほっとしていたのですが、30歳とはいえ就職して2年目ではそれ程収入は多くは無く友人たちとの付き合いなどは断わらざるを得ません。それはしょうがないと思いますが、会社関係のお付合いは断わる訳にも行かず、給料日前にはお金が足りなくなることもしばしばです。そこでキャッシングを申込んだのですが、どうも以前の乱行が祟っているのか審査に落ちました。そこでキャッシングが借りられない人がお金を借りる方法を教えて下さい。
ブラックの人でも借りられるという消費者金融が有ります
あなたの場合いろいろと支払いが出来なかったと言うことですので、いわゆるブラックの状態だと考えられます。したがって銀行に行っても大手消費者金融に行ってもキャッシングローンの審査は通してもらえないでしょう。ブラックというのは信用情報中にブラックリストがありそこに名前が乗っている状態と言われることが有りますが、実はそんなブラックリストは存在せず、各人の情報に例えば何々の支払いが遅れたと言うような情報が書かれているだけです。
(⇒カードキャッシングのブラックってどんな人のこと?)
金融機関はそれぞれ独自にその情報を見る事によって審査を落としていると言うことです。この審査はそれぞれの審査基準に従って行なわれますが、もしこの審査基準が過去は問わず返済能力で判断すると言うようになっていればその金融機関ではブラックと言われる状態でも審査に通ることになる訳です。そんなところはないだろうと考えがちですが、実はそうでもなく、現在ではブラック対応と言うような消費者金融が出て来るようになりました。
これは銀行がカードローンに進出したのを機に利用者が銀行に流れなかなか中小の消費者金融まで利用者が流れなくなってしまい、背に腹は代えられず大手金融機関では借りられないような人に利用者になってもらうために審査基準を緩めた事によって現れるようになりました。現在ではブラック対応というものが消費者金融の中でも一つの分野になって来ています。もし必要であればこういった業者を探してみてください。ただしリスクが高い借り手ですから大きな融資は行われず、金利も少々高めです。
利用にあたっては中小業者と言うことで、名前があまり知られていないところが多く、始めて利用しようとする人には闇金と見分けがつきません。そこで利用前には必ず利用しようとしている業者が正規の業者なのかどうか確認が必要です。そのためには金融庁のデータベースを利用します。このデータベースは誰でもインターネット経由で検索することが出来ます。電話番号だけ偽装している闇金も有るので名称だけでなく住所や電話番号などもチェックして下さい。
キャッシングで借りられない人のために知っておくべき知識
キャッシングで借りられない人のために、いくつか基本的な事を紹介します。借りられない人にはそれなりの理由があるのですから、その理由を把握しておくことは必要なのです。過去にどのようなことを行ったのかを知っておくことによって、その対策を行うことができます。
まず、返済が滞ったり、あるいは完全に返済をしなかったりした場合には、新たに借りる事はできなくなります。これは貸す側から見れば当たり前のことでしょう。ある銀行から借りて返済をしなかった場合には、その銀行の顧客名簿としてずっと残りますから、その後は借りることはできなくなります。
滞納などの情報は金融機関同士で共有が行われます。ですから、他からも借りることができなくなるのです。例えば、ある消費者金融から借り入れをして、そして何ヶ月も返済ができない状態が続いた場合、その情報はいろいろな金融機関で共有されます。その結果、全く系列の異なる銀行から借り入れをしようと思った場合でも、審査の段階で落ちることが多いのです。
このように、滞納などの情報は共有されますから、それが原因で借りることができなくなることもあります。まずは過去にこのような事がなかったかどうかを確認してみましょう。もしも滞納などがあった場合、その情報が消去されるまでは借り入れはできません。しかし、これらの情報は最大でも10年間しか保存されませんから、10年過ぎれば新たに借り入れができるようになります。
次に、多重申込者についても把握しておく必要があるでしょう。申し込みブラックとも呼ばれるもので、短期間にいくつかのキャッシングに申し込みをすると、審査には通りにくくなります。申し込みの情報についても金融機関で共有されます。1ヶ月の間に複数のキャッシングに申し込みをすると、たいていは審査に落ちます。申し込みの情報は6ヶ月くらいは保存されますから、申し込みブラックになった場合には、6ヶ月後に改めて申し込みをすると通る可能性があります。