審査がゆるいキャッシングローンの判断方法

審査がゆるいキャッシングローンは何で判断すればよいか？

私は１０年以上前に消費者金融のキャッシングローンに申込んだことがあるのですが、その時は審査で落とされました。しかし、あれから随分時間も経っており再度ローンに申込もうかと考えていますが、また審査に落ちたくないのでできるだけ審査のゆるいローンを選びたいと思っています。ところでその審査がゆるいキャッシングローンというのは何で判断すればよいのでしょうか。

新規契約率、審査の柔軟性や利用条件などが判断材料になります

キャッシングローンに申し込む以上はやはり審査に通りたいと思うのは当然であり、そしてそのためにはできるだけ審査のゆるいローンを選びたいと思うのも当たり前です。しかし、実際にどのローンの審査がゆるくて厳しいかを判断することは困難です。それでも新規契約率などのデータ、情報システムだけに頼らない審査の柔軟性、利用対象者などの利用条件、ネット上の口コミなどの情報、などを判断材料にすることは可能なのです。

キャッシングローンの審査の難度に関する情報はインターネット上でよく見かけますが、豊富な客観的な情報に基づいて評価しているケースはほとんどありません。そのため、各ローンの審査の難しさやゆるさを正確に判断することは困難といわざるを得ませんが、いくつかの情報から参考程度にその難度を判断することは不可能ともいいきれません。

新規契約率や審査通過率という言葉がこの業界では用いられることがありますが、これらはローンに申し込んだ人に対して成約できた人の割合を指す言葉です。つまり、何人申し込んで何人審査に合格したかを表すものと言い換えても差し支えないでしょう。そして、単純に考えればこの数字が大きいほど合格しやすい、審査がゆるいとみることができるわけです。

もちろんデータ量の違いや利用対象者の違いがあるので単純な比較はできないのですが、同規模の会社同士なら一定の参考にはなりそうです。ただし、この数字を公表しているのは大手の消費者金融なので利用できる範囲が限られてしまうのが大きな欠点といえるでしょう。比較可能なローン会社としてはアコムやプロミスなどがあり、両者は２０１４年３月ではこの新規契約率でトップクラスの数値を出しています。

次の判断材料として、利用対象者や収入などの利用条件が挙げられます。ローン会社としては貸したお金が返済されることが前提となるため、返済能力が低い人や信用力が劣る人を対象者に加えるほど審査がゆるいとみなすこともできます。例えば、収入のない専業主婦や年金以外に収入のない高齢者などを含めている事業者などが審査のゆるいところとして候補に挙げることができるのではないでしょうか。

また、審査の方法の面では、コンピュータによる審査システムだけに頼らずに面談や電話で申込者の状況を十分に把握して審査しているほうが審査に通りやすくなります。審査システムでは限られた情報で審査を行うため必ずしも申込者の正確な返済能力を反映することができません。そのため、システム以外に申込者の情報を審査に取り入れる会社のほうが審査に通りやすいといえるでしょう。

最後は、ネットや世間でのローン会社の評判が参考になることもあります。ネット上には口コミを含めさまざまな情報が流れているので正確な判断をすることは困難ですが、特定のローン会社に対する類似の評判が複数あれば信頼度は低くないと判断することもできるでしょう。例えば、Aローンの審査が緩いとする情報が１０件中８件ほどあれば信用できるかもしれません。参考の一つにしてはどうでしょうか。