年金生活でキャッシングする方法ってありますか?
年金生活者の67歳の女性です。一人暮らしです。少ない年金で細々と暮らしています。でも、なにかあるとお金が心配でたまりません。年金だけでは毎日の生活でいっぱい一杯なんです。貯金はもう殆どありません。一方で消費税増税や光熱費の値上がりは年金生活者にとって大きなダメージです。そこで年金生活でキャッシングできれば助かると思うのですが・・・やはり年金生活ではキャッシングするのは無理ですよね?
年金生活だってキャッシングできるんです!
結論から先に言えば、年金生活でもキャッシングは可能です。が、年金生活者がキャッシングする上では2つ問題となる点があるのです。ひとつは年齢制限なんです。
銀行でも消費者金融のキャッシングでも、利用できる年齢の上限が満65歳未満となっているところが多いのです。それゆえ、年齢制限に引っ掛かってしまうと絶対にキャッシングは無理なのです。なぜなら、キャッシング審査では年齢制限の縛りは安定収入の有無の縛りと同様に一番厳しく審査される点だからなのです。他方で金融機関によっては年齢の上限が満69歳までや満70歳まで可能なところもあるので、そのような金融機関なら年金生活でもキャッシングは可能になります。
そして、もうひとつ気になる問題点としては、仕事の有無なんです。と言うのは、銀行や消費者金融では無職無収入の人はキャッシング審査に通さないからです。また、仕事が無く年金収入があってもそれを収入として見做してくれない金融機関が多いのです。それゆえ、年金生活をしている一方で、シルバー人材派遣でもよいので、週2~3日くらいでよいので定期的に仕事に就いて幾らかでも収入があればキャッシングできる可能性は出てきます。
一方で、銀行や消費者金融の中には、年金を安定収入として見做してくれて、年金収入のみでキャッシングできるところもあるので調べてみて下さい。ただし、そのような金融機関は非常に少ないと思います。他方、年金生活でキャッシングできる可能性が高いのが信用金庫と地方銀行なんです。信用金庫の中には、年金受給者専用のキャッシングを設けているところがあります。
たとえば、某信用金庫では、契約時に満60歳以上満69歳以下で年金を受給しており、かつ住居が同信用金庫の営業エリア内にあればキャッシングできるのです。ただし、融資は10万円~50万円といった小口融資となります。とまれ、年金生活でキャッシングできる方法はあります。が、キャッシングできるところは限られてしまうのが実情となっています。
【参考ページはこちら】
年金受給者も即日キャッシングを利用することはできる?
年金生活でキャッシングを利用することは可能なの?
会社をリタイヤして年金で生活するようになると、収入は大きく減ってしまいます。しかし支出は増える傾向があるのです。その理由は医療費が増加してくることや、冠婚葬祭なども増えること、そして孫などが生まれることによる出費の増加もあります。しかし年金暮らしとなると、そうそう大金を準備することはできません。そんな時に、キャッシングでお金を借りられればとても便利です。しかし多くのキャッシング会社が安定した収入があることが条件であるなか、年金生活でキャッシングは利用できるのでしょうか?
その疑問の答えとしては、年金生活でキャッシングは可能です。しかし無条件にどの会社でも利用できるかというと、そうではありません。数は少なくなりますが、年金のみの収入でも利用できるキャッシング会社はあるのです。具体的にいえば、大手のキャッシング会社ならレイクは利用可能です。しかし年齢制限があり満20歳~65歳までとなっているので、そちらに該当しなければ利用できないため注意が必要です。
そして銀行系カードローンでいえば、オリックス銀行やみずほ銀行のカードローンは、年金収入のみでも利用することができます。(こちらもご参考に→三井住友銀行カードローンのメリットは?)こちらも年齢制限がありオリックス銀行は65歳以下、みずほ銀行は66歳以下の方が対象となっていますので確認が必要です。また、地方銀行や信用金庫が実施しているキャッシングについても、一部の商品で年金収入のみでも利用できるものがあります。
しかし年金生活でキャッシングが利用できるといっても審査があり、基準は会社によって異なりますがある程度の収入があることが条件になります。そしてご利用限度額も現役世代と比較して、やや低めに設定される傾向があるので、その点は理解しておかなくてはなりません。しかし年金生活でキャッシングが利用できれば、リタイヤ後の生活にも余裕ができ一層楽しいものになります。それぞれのキャッシング会社の特徴をよく調べ、効率的に利用したいものです。